~Charlotte考察~ 楽園まで

最近よくこの曲を聴いていて結構深い歌詞だなと思いCharlotteの話と比較?みたいなものをしてみようと思いました。

楽園までとは
charlotteの特別EDとして3話と4話で使用された曲です。

【ネタバレあり】

まだまだこの旅は、の(旅)は13話での乙坂有宇の能力奪略の長い旅のことだと考えました。

君に言うとあとでまた叱られるんだ  ここでの(君)は友利を指していると考えました。


とりあえずこの二つを仮定として話をしていきます。

もう二度とは触れることない何かを失いながら遠く雲の向こうをただ君は見つめているだけきっとたどり着ける楽園を今も信じている

この歌詞は有宇を見送ったあとの友利が有宇を待っているシーンのことを言っているように見えます、13話のAパートのラストシーン音楽プレイヤーを手に持ちどこか切ない表情をしていた友利、有宇をただ待つことしかできない、生きて帰ってくるかもわからない、もしかしたら二度と会うこともできないかもしれない、でもきっと生きて帰ってきてまた会えると信じているという友利の描写を語っているのかなと思います。

2番は有宇の旅の話で、ずいぶんと遠くまで来たものだと振り返りという歌詞からもう何百もの能力を略奪した所あたりと推測します。

曖昧でも幸せだった記憶、もう友利や他のみんなの事も忘れてしまっているのでしょう。あんなに嫌々能力集めに協力しているようにも見えてたが、この歌詞からするに有宇は少なからずあの5話までの日常を気に入っていたのでしょう。

もう二度とはかなえられない何か、記憶をなくしてしまった有宇は友利との約束も忘れてしまいそれが何だったか忘れてしまったという描写だと考えます。

きっと君も笑える楽園を今は信じたい、旅が終わり病室でのシーンで、僕は君を悲しませた? 泣かないで というシーン記憶がなくなった有宇にとって約束はしたが何を約束したか誰と約束したかは覚えてないがただその人の元に帰るためにひたすら頑張った有宇の心情を語っているのかもしれません。

明日には海が見られるように少しだけ足を速めて、この海は日本に戻ってきた後の楽しいことだらけの日々の下りのことだと推測します。あそこはバックに海がありましたからね。
有宇はこれからが楽しみだと言います。この能力にとらわれた世界ではなくなった後にあるもう何も恐れることのない自由な世界を夢見て速くあの人の元へと帰りたいという気持ちを表していると思います。

昨日の悔やみ直さぬように少しだけ時を早めて、もう熊耳のような悲劇を起こしたくないという気持ち、そして能力に頼ることにメリットがないことに気づき、片目を治さずに進むことを決めた(ちょっと無茶あるかなw あとこの目の下りは今度しっかり考察する予定なのであしからずw)そして時を早め能力発症前の人たちからも能力を奪っていく有宇の姿が語られています。

そして最後の きっと今まで笑った数多くの私のため、この歌詞は本当に深いと思います。
1話からいろんな事があり喧嘩しながらも息が合うところもありどんどん惹かれていき1話の頃の有宇からは考えられない11話での友利を助けに行くシーン、その結果がとても成功したとはいえない結果で、でも、もう二度とこんな結果を出したくないという、有宇の気持ちそして世界へと一人で旅立つのはどうしようもなく怖い、でも、今まで能力によって人生をボロボロにされた友利それでも無邪気に笑うこともあり、こんな好きな人になった友利を見ていたいという気持ちが有宇が世界へと行く決心を決定づけたのかなと思います。


という楽園までの考察でした!!!

語彙力皆無でしかも眠気も有りあまりまともな分になってないかもしれませんが最後まで読んでいただけるとうれしいです。

でわまた次の投稿も見てくれるとうれしいです。

 

 

 

~Charlotte考察~ 西森柚咲(黒羽柚咲)

第一回目はCharlotteという作品において主人公乙坂有宇と同じく生徒会に所属していて「口寄せ」という能力をもち現役アイドルでもある柚咲について考えていきたいと思います。
【ネタバレ有り】
この作品のことを詳しく考えたり、アニメを一回見ただけでなくもっと知ろうとした人たちはたまに「ハロハロなかったら尺の問題は解決していたのに」という結論を見いだしてしまっている方が数多くいます。ですがCharlotteにおいて柚咲はとても重要な立ち位置にいるキャラだったりします。

1. 主人公乙坂有宇と同じ境遇を背負っている唯一のキャラ
ご存じの通りCharlotte6話にて有宇の妹である乙坂歩未が自らの能力「崩壊」により帰らぬ人となってしまいます。一方、柚咲も3話にて姉である美砂を過去に事故で失っていることが明らかになっています。このことからわかる通りこの作品において有宇のつらさや後悔を唯一共有できるのが柚咲であったということになります。これはアニメ7話での美砂の台詞からもわかると思います。

2. 柚咲の強さ
3話で登場してから柚咲は7話の有宇の家にシチューを持って行った時以外一度も暗い顔をしていないのです。いやwアイドルだから当然だろw などと思う人もいるかもしれませんが、ここが柚咲の強さでこの作品では本当に重要なところだと考えています。7話で有宇は自暴自棄になりかたっぱしから不良と喧嘩したりしていました。この理由が妹を亡くしたことからきていることは作品を見ている人はわかると思います。ですが同じ過去を背負った柚咲はこのように病んでいるシーンを見せたでしょうか?ほとんど見せてませんそれどころかいつも明るくみんなを笑顔にすることをいつも考えていました。自分はアイドルだと何度も言い聞かせつらいことを乗り越えてきたのかもしれません。
たぶんいないと思いますが 単純に美砂が嫌いだったんじゃね? などと考える方もいるかもしれません、ですがそれだけは絶対にありえません。
柚咲登場回の3話で美砂の名前がちらっと出ただけで反応したり、スカイハイ斉藤回の5話にて、柚咲が「姉のことになるとついつい語りすぎてしまって」というシーンも描かれています。
ここを取り上げるだけでも非常に仲のよかった姉妹なのだろうということがわかります。そうそれこそ有宇と歩未のように。
本来は、本当に好きだった姉を亡くしてつらくてつらくてどうしようもなく泣きたかったはずです、ですが先ほどもあげたように柚咲はアイドルでありみんなを笑顔にする存在であり必死に涙を隠してきたのでしょう。
これを考えるだけでもとても強いキャラだと言うことが理解できると思います。
同じkey作品であるリトルバスターズ神北小毬というキャラがいます。
小毬√では過去に兄をうしなっていて、ある日に猫が道ばたで動かなくなっているのを見かけ兄の死を思い出しものすごく気が病んでしまうというつらい話があります。
Charlotteに話は戻りますが6話で歩未の死をみて柚咲も本当はそうなってしまう可能性が少なからずあったはずである、だかそこが柚咲の強さであり、今一番辛いのは自分じゃなく有宇であると考え有宇の家に高城と押しかけたり行動を起こしていたのだろうと思います。この一番有宇の気持ちを理解できている分だけ何も助けることができなかったのは本人としてもとても辛い事だなと考えると今でも少し涙腺がゆるんでしまいます。


3. 12話にて
12話というとCharlotteの有宇が生徒会全員の能力を奪う回です。
この回は有宇の話もあるが尺の半分は柚咲、美砂にあてられています。本来すでにしんでしまっていたはずの美砂からの手紙を読み柚咲がこの作品で初めて泣いてしまいます。ここのシーンで柚咲は亡くなっているはずの本来届かない手紙を見て泣いてしまったのか?これはやはり謎に思ってしまう方が多いと思います。ここでの自分の考えですが柚咲は自分が能力を使っているときの記憶がなく美砂が表に出てきていることに気づいていませんでした。ですが、ずっと近くで見守っていてくれた美砂を少なからずどこかで感じ取っていたのかもしれません。そして柚咲の台詞で「姉は、いつも皆さんと一緒にいたんですね」「それならよかったです」というものがあります。ここで柚咲は自分の能力で美砂がずっと自分を見守っていたと気づいたのでしょう。そして柚砂が涙を流すタイミングの台詞が「柚咲、お前とずっと一緒にいたのにずっとすれ違いだったところだ、最高に愛している。」なんですが、最高にいいですねw。ここは生きていた頃アイドルの柚咲、不良だった美砂二人はとても中がよかったがいわば真反対の存在でありその頃からの事も柚咲はおもいだしていたのかもしれないですね。

4.西森柚咲と黒羽根柚咲について
6話で「私も親元を離れていて帰っても一人だからです」というシーンがあります。このシーンは柚咲が珍しく自分の本音を言っているシーンとも受け取ることができます。このときの表情はいつもに比べ少し暗い表情をしていました。この一言からするに一人は辛いという柚咲の感情を受け取ることができます。ですがこのシーン以外で柚咲はこんな表情をしていません、それはきっと柚咲が本音を隠し自分はみんなを笑顔にするアイドル西森柚咲と言い聞かせてきたからなのかもしれませね。
そしてこの台詞からしても美砂の死は間違いなく衝撃的でとてもとてもつらいことだったのでしょう。

5.語彙力がなくあまりまとめきることができませんでしたが、柚咲というキャラがCharlotteにいらなかったんじゃないかと思っている方にも、ただみんなと一緒に行動していたキャラという認識ではなくてこんなにいろんなものを背負っていたにもかかわらず、辛い顔をせず明るく振る舞っていたとても強くとても切ないキャラということがわかっていただけたらなとおもいます。  

① 黒羽柚咲という普段はただただ明るいキャラだけどいろんなものを背負っている人物である。
② 柚咲は乙坂有宇と唯一同じ境遇に居合わせた人物である

今回はこの2点だけでいいのでここを意識してCharlotteという作品をもう一度見直していただけるとうれしいです。

 

~Charlotte考察~

※ここにはあくまで考察であり、公式が発表しているものではありません、あくまでこのシーンはこのような意味があったのではないか?など自分自身の考えをひたすら記したものです。

TVアニメCharlotte

2015年7月4日から3ヶ月にわたり放送され、その第一話の放送から一年が経過した今もニコニコ生放送の一挙放送がおこなわれたり、多くの方々から愛されている作品である。ファンがいっぱいいる中この作品を批判するものたちも少なからずいる、例をいくつか挙げてみると「尺がたりなかった」「後半が飛ばしすぎて何も伝わってこなかった」「ZHIENDの存在意義がわからない」「こんなのKEY作品じゃない」このようなものが多数言われ続けています。

 

今回はこのように批判ばかりしている人にもCharlotteという作品をもっと楽しんで共有してもらいたいという意思から一個人の意見ですがここに記してみようと考えました。

ですのでCharlotteを好きな方はもちろんCharlotteを批判してきた方も軽くでいいので目を通していただけるとうれしいです。